Cinema 4D 2024、Redshift 3.5.18、およびそれ以降のバージョンのハードウェア要件の更新

なぜCinema 4Dはハードウェア要件をアップデートするのですか？

Cinema 4Dは、最新バージョンのパフォーマンスと機能を維持できるように、システム要件を変更します。Cinema 4D 2024.0.0とRedshift 3.5.18バージョンから、CPUのAVX2命令セットへのサポートが必要になります。 

AVX2とは?

AVX2（Advanced Vector Extensions 2）は、2013年にIntelのHaswellプロセッサ、2015年にAMDのExcavator CPUで導入されたCPU命令セットとなります。これにより、Cinema 4DとRedshiftのパワーとスピードが強化され、パフォーマンスが向上し、新機能を導入することも可能となりました。

今回のアップデートは私に影響しますか？

AVX2をサポートしていないCPUは一般的に8～10年前のものであるため、ほとんどのユーザーが影響を受ける可能性は低いと考えられます。しかし、古いCPUを使用している場合、Cinema 4D 2024またはRedshift 3.5.18以降のバージョンを実行することはできなくなります。

自分のCPUがAVX2命令セットをサポートしているかをどのように確認しますか？

CPUがAVX2命令セットをサポートしているかどうかを確認するには、無料ツール「CPU-Z」を使用でするのをお勧めします。

• 2013年第2四半期以前に発売されたIntel・デスクトップCPU
  
• 2013年第2四半期以前にリリースされたIntel・サーバー用CPU（Xeon-Haswellファミリーから）
  
• 2015年第2四半期以前に発売されたAMD CPU（Excavator ファミリーを含む）

今回の変化がなぜ重要なのですか？

私たちは、昔からのテクノロジーをサポートしつつ、最新のテクノロジーを取り入れることのバランスを取ることを目標しています。この変更は、Cinema 4Dが最新のシステムで最適なパフォーマンスを維持するために非常に重要なポイントです。

ご注意：これらの変更は、Cinema 4D 2024以降とRedshift 3.5.18以降のバージョンに適用されます。Redshift 3.5.17とCinema 4D 2023以前のバージョンは影響を受けません。