ZBrush 2024は、2024年11月16日発売予定の[サブスクリプション限定]リリースです。
ZBrush 2024 新機能
類似に適用
ひとつのメッシュに改変を加えると、ワンボタンで自動的に同一トポロジーのメッシュに
変更内容を反映します!
以下の内容がメッシュ間で反映できます:
・マスキング
・ポリグループの変更
・ポリペイントの変更
“DragStamp”ストロークタイプの追加
この新しいストロークオプションは、マウスカーソルを上下左右に動かすことで、ブラシの
強度を調整できます。
ノイズの追加
Cinema 4D のノイズが ZBrush のサーフェスノイズに追加されました。
これにより、モデルの表面にディテールを加えるため 25 個のノイズが使用できます。
Sema、Electric、Zada、Luka、Dents や Displacement などがノイズとして含まれます。
アンカー強化
Anchor ブラシにはクオリティ・オブ・ライフアップデートが適用されました。
これにより、ポージングや形状調整時に、Anchor ブラシを使用する前にマスクを使う必要
がなくなりました。
アンカーポイント使用時、焦点移動のスライダーでメッシュにどのような影響を与えるか
を調整できます。
インサートメッシュブラシ強化
インサートメッシュブラシで新しいストロークタイプが利用できるようになりました:
Dots、DragRect、ColorSpray、Spray と DragDot。
Knife ブラシの強化
Knife ブラシにアップデートが加わり、切り離したメッシュを維持できるようになりました。
これにより、一つのメッシュを切り刻み、複雑なデザインに昇華できます。
マスキング機能の強化
マスキングに複数のオプションが追加されました。
“全て拡張”と”全体縮小”が追加され、これによりパーツを部分的にマスクした場合、そのパ
ーツ全体を含めるか、そのパーツ全体を含めないかを瞬時に調整できるようになりました。
クリース強化
クリースを割り当て時に非マスク部位にクリース(UM クリース)と非マスク部位のクリー
ス解除(UM クリース解除)が利用できます。
これにより、モデルの非マスク部位に応じて、エッジのクリースを調整可能となります。
ギズモ 3D /トポロジーマスキング
ギズモ 3D に改良が加わり、トポロジーマスキング使用時、マスクにぼかしが加わり、ギズ
モ 3D 操作を離した際に自動的にマスクの中心にギズモ 3D またはトランスポーズライン
がスナップするようになりました。
その他調整項目
追加内容:
- ブラシ>クリップブラシモディファイアに”シェルごとに分割”オプションを追加しました。
- トランスポーズマスキング使用時、ぼかしを加えない旧挙動の Transpose Classic ブラシが
ブラシパレットに追加しました。 - Cinema 4D noises が ZBrush サーフェスノイズのライブラリに追加しました。
- “類似パーツに繰返す”メニューがサブツールパレットに追加しました。
- マスキングパレットに”全て拡張”と”全て縮小”を追加しました。
- DragStamp ストロークを使用できるストロークタイプに追加しました。
- UM クリース / UM クリース解除をジオメトリ>クリースに追加しました。
調整内容:
- タイムライン機能からコンタクトポイントのトラッキングを削除しました。前回のアップ
デートでコンタクトポイントの機能性が変わり、タイムラインとは併用できません。 - IMM ブラシが DragRect ストロークタイプ以外でも利用できるようになりました。
- Anchor ブラシの機能性が向上しました。
- Transpose ブラシにスマートマスキングモードを加えました。旧式の仕様はブラシパレット
の Transpose Classic をご利用ください。
修正:
- 曲率によるマスクが正常に機能するよう修正しました。
- ファイル保存ダイアログを開いた際、メインプログラムのウィンドウが背後に隠れてしま
い操作ができなくなる問題を修正しました。 - Zリメッシャーが前回キャッシュしたメッシュを読み込む問題を修正しました。
- 複数サブツールにコンタクトポイントが存在した場合、タイムライン使用時、矢印キーを使
用すると意図せぬ動作をしていた問題を修正しました。 - ZAppLink プラグインの最新版 Photoshop との連携問題を修正しました。
- プロキシポーズのポリッシュスライダーとパネルループポリッシュスライダーをカスタム
- UI 割り当て時、相互干渉していた問題を修正しました。
- アルファ>3D 作成機能がメッシュスムース設定を 0 にしていた場合、クラッシュまたは中
心からずれる問題を修正しました。 - HD ジオメトリを macOS で使用した際、ファイル再読み込み時、HD ジオメトリレイヤー
を回収できなくなる問題を修正しました。
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ZBrush 2024.0.1 - 2023年12月13日
修正内容:
- サブツールメニューを利用時特定の操作をした場合にクラッシュしていた問題を修正しました。
- Move Topologicalブラシ利用時にメッシュとの接点で変形していた問題を修正しました。
- IMMメッシュが特定ストロークタイプ利用時、最初に生成されるメッシュが小さかった問題を修正しました。
- ZModeler利用時、ALT選択ペイントの精度を修正しました。
- “全サブツールに最後の操作を適用”と特定の変形操作を使用した場合クラッシュしていた問題を修正しました。
- Redshiftマテリアルのプレビューが、マテリアル調整時暗くなっていた問題を修正しました。
- 特定サイズ以上で動画書き出し時に正常に書き出せなかった問題をWindows版にて解決しました。現在MacOSは調査中です。
- ナノメッシュが有効な状態で、タイムライン機能を利用した際クラッシュしていた問題を修正しました。
- IMMカーブブラシの一部がデフォルトでメッシュの表面にスナップしていなかった問題を修正しました。
- サブツール>分割機能利用後、テクスチャパレットのポップアップメニューからテクスチャを割り当てられなかった問題を修正しました。
- トランスポーズクラシックのマスキングに従来同様のフェードが適用されていなかった問題を修正しました。
- 投げ縄選択利用時に、アルファを利用し長方形状の選択ができるように復元しました。
- ローカルシンメトリが有効な状態で、ダイナミックモードがオフにも関わらず、トランスポーズブラシが挿入時のメッシュの中心に再移動しなかった問題を修正しました。ダイナミックモードが無効な場合には、旧来の挙動となります。
- 旧来のレンダー>高品質表示でレンダー>環境設定機能を利用後、BPRレンダリング時にクラッシュしていた問題を修正しました。
- 最新のPhotoshopバージョンからPaintStopへ.ACO形式のファイルを読み込んだ際に発生していた色の忠実性を修正しました。
調整内容:
- 旧来の自動マスキング機能がないAnchorsブラシをAnchors Classicブラシとして再追加しました。
- 動画書き出し時、4095ピクセルの幅または高さで出力しようとした場合、4095ピクセルとして動画がリサイズされます。
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ZBrush 2024.0.4 - 2024年5月2日
修正内容:
- サブツールリストにてフォルダーをドラッグ中、サブツールがフォルダーから取り除かれてしまう問題を修正しました。
- GoZの環境設定からアプリケーションパスを手動で設定していた際にクラッシュしていた問題を修正しました。
- スクリーンセーバー機能が修正され、macOSとWindowsで再度利用可能になりました。
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