Redshift 2026.0.0 (2025.09) - 2025年9月10日

Doug Y
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下記リンクからでもご覧いただけます:
https://note.com/maxonjapan/n/n18682025c24c

 

Redshift 2026.0.0 の新機能をご紹介します。

今回のアップデートでは、レンダリングの物理的な正確さ、アーティストの制作効率、表現力の幅を大きく向上させる数々の改善が含まれています。それでは、順を追って見ていきましょう。

シーン単位のサポート

まずはシーン単位のサポート です。
DCCツールごとに単位が異なる問題に対応し、シーン単位をRedshiftコアで統一的に扱えるようになりました。

例えば、Cinema 4Dはセンチメートル、Houdiniはメートルを使いますが、この違いを自動的に処理します。
レンダリング設定のアドバンスモードで、システムタブの単位で単位を指定できます。Cinema 4Dは基本的にプロジェクト設定に自動で合わせられますが、カスタム設定や無効にすることもできます。

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RS環境のボリュームスキャタリングの変更

シーン単位の導入により、環境のボリュームもスキャタリングの距離が影響し、ぼかしが視認距離になりより直感的に調整できるようになっています。

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バンプの刷新

バンプマッピングが刷新され、ディテールが細かい高周波のテクスチャも解像度や解像度やカメラ距離に依存せず安定した見た目になりました。
下の画像は、同じ設定のマテリアルをレンダリング解像度を変えてレンダリングしたものです。2025.6は、こうした高周波テクスチャだと解像度が低いときと高いときでスペキュラの印象が大きく変わりましたが、2026.0では見た目が保持されるようになりました。
なお、この変更により以前のバンプと見え方が異なる場合がありますので、ご注意ください。

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ディテールを細かく設定したMaxonノイズを解像度変えてレンダリング

フィジカル太陽の改善とプロシージャルの雲

フィジカルサン/スカイやライト計算の精度も、実際の物理強度に一致するように修正されました。そのため、デフォルトのカメラの設定のままレンダリングすると明るく白飛びしてしまうので注意が必要です。

簡単に修正するには、新しく追加された〈非物理強度を使用〉を有効にすると従来の同じくらいの明るさになります。

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ただ、物理強度が実際の太陽と同じになったことで、サニー16ルール(Sunny 16 Rule)が使えるようになりました。

サニー16ルールは、写真撮影で露出を簡単に決めるための経験則のひとつです。特にフィルム時代から伝わる基本ルールで、露出計がなくても適正露出に近い設定を導き出せます。

基本の考え方
快晴の昼間(太陽が真上にあるような強い日差し)では、
絞りF16に設定し、シャッタースピードはISO感度の逆数(ISOが100のときは1/100秒、ISO 400ならシャッタースピードは1/400秒)にする
というものです。

サニー16ルールを基準にして、天候や光の条件に応じて絞り値を変化させます。
快晴 → F16
晴れ(太陽が少し柔らかい光)→ F11
薄曇り → F8
曇り(影が出ない程度)→ F5.6
暗い曇り、日陰 → F4

 

RSカメラであれば、光学タブで露出タイプをFilmicに変えて感度(ISO)は100、絞りを16、シャッター時間を100にします。

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サニー16ルールでレンダリング

露出で明るさを調整した場合の注意点

RS太陽の明るさを露出で調整した場合、1つ注意点があります。ノードマテリアルで、マテリアルのソロモードではマテリアルの明るさが変わってしまいます。

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〈非物理強度を使用〉を使っている場合は、ソロモードは問題なく使えます。

複数の太陽に対応

最新版では、複数の太陽を配置できるようになりました。太陽の大きさも変えられるので、異世界のような表現も可能です。この場合、両方の太陽の明るさが考慮されるので、サニー16ルールは適用されないので注意してください。

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プロシージャルの雲

今回RS雲オブジェクトを追加することで、プロシージャルでありながらリアルな雲が作成できるようになりました。
プロシージャルなので、雲の密度・形状・高度・厚み・風の影響などを細かくコントロールできます。

ボリューメトリッククラウドに切り替えれば、他のジオメトリやボリュームとの正しい相互作用も表現可能です。

さらに、雲の影・散乱・異方性・透過色まで調整でき、リアルな空の演出が可能になっています。

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DCC統合の強化

3ds Max 向け IPR 強化

  • リアルタイム更新強化:ProxyやVolume Grid、tyFlowなどの変更が即座に反映されます。

  • レスポンス向上:不要なリフレッシュを抑え、操作時の入力ラグを軽減。

  • 安定性改善:ライトの表示切替やモーションブラー利用時のクラッシュを修正。

  • ビューポート表示の改善:ProxyやVolume Gridの表示モード変更でIPRが途切れなくなりました。

Distorter Shader をサポート

Cinema 4Dに加え、Maya、Houdini、3ds Max、Solaris、Katana でも Distorter Shader をサポート。

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Maya版のアップデート

Mayaには Redshift専用プリファレンス が追加され、マテリアルビューアのレンダーパス数を調整できるようになりました。

今後の予定

この他にも今回のリリースには含まれませんが、開発中の新機能を紹介します。

  • NVIDIA データセンターGPUのサポート

  • ACES 2.0のサポート

  • Houdini Solaris 21のサポート

テクスチャ変位の改善
高精細な変位が、圧倒的に高効率に変位レンダリングができるようになります。

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