下記のような質問を多数いただいております:
「Cinema 4Dに付属するTeam Renderのライセンスを使って、レンダーファームを組むことは可能ですか?」
結論から言えば、それは構築の方法次第です。
どういうタイプのレンダーファームを作るのかによって、利用できるライセンスが変わります。
サードパーティ製のレンダーマネージャーを使う場合(例:Deadline、Qube)
残念ながら利用できません。
Team RenderのライセンスはCinema 4D専用設計であり、外部のレンダーマネージメントツールには対応していません。
Cinema 4D環境内で運用する場合(Cinema 4D+Team Render Server)
この場合は利用可能です。
標準で付属しているTeam Renderライセンスを活用し、Cinema 4D本体から直接、またはTeam Render Server経由でジョブを管理しながら、複数マシンで協調レンダリングを行えます。
Team Renderライセンスの内容
Cinema 4DおよびMaxon Oneのライセンスには、以下が含まれています。
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Team Renderクライアントライセンス:5本
(他のコンピューターをレンダーノードとして参加させるためのライセンス) -
Team Renderサーバーライセンス:1本
(ジョブの集中管理用。必要に応じて使用)
これらはCinema 4D専用の仕組みであり、Maxon独自の通信プロトコルを使って高速な分散処理を実現しています。
そのため、AWS Thinkbox DeadlineやQube、Royal Render、OpenCueなどの外部マネージャーでは認識されません。
外部レンダーファームに必要なライセンス
もし制作パイプラインに外部のレンダーファーム管理ソフトを組み込みたい場合は、**コマンドラインレンダラー(Commandline Renderer)**用のライセンスが必要です。
これはTeam Renderとは動きが異なり、GUIを立ち上げずにコマンドラインからCinema 4Dのレンダリングエンジンを実行する「ヘッドレス」型のライセンスです。
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コマンドラインレンダリングライセンス
レンダーノード専用で、スクリプトや外部ツールでの制御に適しています。
購入について
このライセンスは通常は別売ですが、Maxon Teams(Cinema 4DまたはMaxon One)の場合、1シートにつき2本のコマンドラインレンダリングライセンスが付属しています。
ライセンス選択の目安
| 運用方法 | 必要ライセンス | Cinema 4D標準付属 |
|---|---|---|
| Team Render(C4D本体またはTeam Render Server使用) | Team Renderクライアント(+必要に応じてTeam Render Server) | ✔ 標準で含まれる:Client×5、Server×1 |
| 外部レンダーファーム(Deadline / Qube / Royal Renderなど) | コマンドラインレンダリングライセンス | Teams版:✔(各シート2本付属)/個人版:✘(別途購入) |
※Team Render Serverは必須ではなく、Cinema 4D本体から直接Team Renderを起動してジョブを送信できます。
次のステップ
外部レンダーファーム管理ソフトと連携させる場合は、コマンドラインレンダリングライセンスを事前に準備してください。
購入や詳細については、Maxonのアカウントマネージャー、または公式サイトの販売窓口までお問い合わせください。
より詳しくTeam RenderとCommandline Rendererの違いについて知りたい方は、次の資料をご参照ください:
「Team RenderとCommandline Rendererの比較」
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