Cinema 4D トラブルシューティング完全ガイド

Ronald McGlynn
Ronald McGlynn
  • 更新

問題

Cinema 4D がクラッシュする、フリーズする、応答しなくなる、起動が完了しない、または予期しない動作が発生する場合があります。

問題は起動時に発生することもあります。例えば、スプラッシュ画面が表示された直後に消える、ウィンドウが一瞬表示されて閉じる、といった症状です。また、Cinema 4D の使用中に発生する場合もあります。

さらに、Windows 上では .dll ファイルの欠損や破損に関するエラーが表示されることもあります。

これらの問題の多くは、以下のような原因によって発生します。

  • Preferences フォルダの破損
  • グラフィックスドライバの問題
  • サードパーティ製プラグイン
  • Microsoft Visual C++ ランタイムの不足
  • 古い BIOS
  • セキュリティソフトウェア
  • その他のシステム環境上の問題

解決方法の概要

以下の手順を順番に実施してください。

手順は、発生頻度が高く影響の少ないものから順に並べられています。

多くの問題は最初の 2 ~ 3 ステップ(Preferences のリセットやグラフィックスドライバの更新)で解決するため、途中で問題が解決した場合は以降の手順を実施する必要はありません。


作業を開始する前に:システム要件を確認する

お使いの Cinema 4D バージョンでサポートされている最低要件を満たしていない OS 上で実行すると、起動できなかったり、予期しない動作が発生したりする可能性があります。

トラブルシューティングを行う前に、システム要件を満たしていることを確認してください。

Windows

Cinema 4D 2025.3 以降では、Windows 10 Version 22H2 またはそれ以降の Windows が必要です。

それ以前の Windows 10 を使用している場合は、まず Windows を更新し、その後 Cinema 4D を再度お試しください。

関連情報:

「Cinema 4D 2025.3 以降を Windows で使用する際の変更点について」


macOS

Cinema 4D の各リリースには対応する最低 macOS バージョンがあります。

対応していない古い macOS 上では、Cinema 4D が起動しない場合があります。

ご利用中の Cinema 4D バージョンに対応する macOS バージョンをご確認ください。

システム要件については以下をご参照ください。

  • Maxon 製品のシステム要件
  • Cinema 4D システム要件(R25 ~ 2026)

Step 1:Preferences リセットテスト

Preferences フォルダ内の破損したファイルや互換性のない設定は、Cinema 4D がクラッシュする、フリーズする、起動しない、または異常動作を引き起こす最も一般的な原因のひとつです。

初期状態の Preferences を使用してテストすることで、問題の原因が Preferences フォルダにあるかどうかを素早く確認できます。

この方法は、フォルダを削除せずリネームする限り、いつでも元に戻すことが可能です。

まず Cinema 4D を終了してから、以下の手順を実行してください。


Windows

1.

Windows キー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2.

以下を入力して Enter キーを押します。

%appdata%

※「%」は入力ミスではありません。

このコマンドにより、Cinema 4D の Preferences が保存されている隠しフォルダ AppData\Roaming が開きます。

3.

AppData\Roaming 内にある

Maxon

フォルダを探し、右クリックして名前を

Maxon_old

に変更します。

削除しないでください。

リネームすることで後から元に戻せるバックアップとして保持できます。

4.

Cinema 4D を起動します。

新しいクリーンな Preferences が自動的に生成されます。


macOS

1.

Finder を開きます。

画面上部のメニューバーから「移動」をクリックします。

2.

Option キーを押し続けると「ライブラリ」が表示されます。

Option キーを押したまま「ライブラリ」をクリックします。

3.

Preferences フォルダを開きます。

パスは以下の通りです。

/Users/USERNAME/Library/Preferences

4.

Preferences フォルダ内にある

Maxon

フォルダを探し、

Maxon_old

にリネームします。

削除しないでください。

リネームすることで後から元に戻せます。

5.

Cinema 4D を起動します。

新しいクリーンな Preferences が自動的に生成されます。


このテスト結果からわかること

Cinema 4D が正常に起動する場合

問題の原因は Preferences フォルダ内にあります。

以下のいずれかを選択してください。

オプション A

元の設定を復元し、問題のある Preferences ファイルやフォルダを特定する。

オプション B

新しく作成された Preferences をそのまま使用する。


問題が解決しない場合

Preferences は原因ではありません。

Step 2 の「グラフィックスドライバの更新」に進んでください。

元の設定を復元したい場合は、先にオプション A を実施してください。


オプション A:元の設定を復元する

1.

Cinema 4D を終了します。

2.

以下の場所へ移動します。

Windows

%appdata%

macOS

/Users/USERNAME/Library/Preferences

3.

新しく作成された Maxon フォルダを削除します。

4.

Maxon_old

Maxon

へ戻します。


もしリネームによって問題が解決していた場合、この復元作業によって問題も再発します。

元の設定をできるだけ維持しながら原因を特定したい場合は、

「Cinema 4D で問題が発生しています。どうすればよいですか?」

の記事内にある

「オプション 2 の続き:Preferences フォルダのトラブルシューティング」

を参照してください。

この手順では、問題の原因となっているファイルやフォルダを段階的に特定できます。


オプション B:新しい Preferences を使用する

以前の設定が不要な場合は、

Maxon_old

フォルダを削除し、新しく作成された Preferences をそのままご利用ください。


Step 2:グラフィックスドライバを更新する

Cinema 4D および Redshift は GPU に大きく依存しています。

古い、または破損したグラフィックスドライバは、以下の問題を引き起こす代表的な原因です。

  • クラッシュ
  • フリーズ
  • ビューポートの表示異常
  • レンダリングエラー

これらは起動時だけでなく、作業中にも発生する可能性があります。

1.

グラフィックスカードを確認します。

スタートボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」を開きます。

「ディスプレイ アダプター」を展開して GPU を確認してください。

2.

最新ドライバをメーカーの公式サイトから直接ダウンロードします。

Windows Update 経由ではなく、必ずメーカー公式サイトを利用してください。

NVIDIA

NVIDIA Driver Downloads

AMD

AMD Drivers and Support

Intel

Intel Download Center

3.

インストール時はクリーンインストールを実施してください。

古いドライバの残骸が原因で問題が発生する場合があります。

NVIDIA

「Custom (Advanced)」を選択し、

「Perform a clean installation」

にチェックを入れます。

AMD

AMD Software インストーラーで

「Additional Options」

を開き、

「Factory Reset」

を有効にします。

これにより、既存の AMD ドライバを削除してから新しいドライバをインストールできます。

4.

コンピュータを再起動し、Cinema 4D を再度起動してください。


デュアル GPU 搭載ノート PC を使用している場合

多くのノート PC には、

  • CPU 内蔵の省電力 GPU
  • NVIDIA または AMD のディスクリート GPU

の両方が搭載されています。

Windows が Cinema 4D に内蔵 GPU を割り当ててしまうと、

  • 起動できない
  • ビューポートが真っ黒になる
  • パフォーマンスが極端に低下する

などの問題が発生する場合があります。

詳細は以下の記事をご参照ください。

「内蔵 GPU とディスクリート GPU を搭載したノート PC で Cinema 4D が起動しない、クラッシュする、ビューポートが空白になる、または動作が遅いのはなぜですか?」


クリーンインストール後も問題が解決しない場合

NVIDIA や AMD のクリーンインストール機能でも、破損したドライバの残骸を完全に削除できない場合があります。

その場合は、次のステップとして DDU(Display Driver Uninstaller)の利用を推奨します。

DDU はドライバおよび関連ファイルをより徹底的に削除できるため、メーカー純正インストーラでは解決できない問題を改善できる場合があります。


Advanced:DDU(Display Driver Uninstaller)を使用してグラフィックスドライバを完全に削除する

DDU はサードパーティ製ソフトウェアです

DDU は Maxon が開発したツールではありません。

DDU は Wagnardsoft によって開発されており、ハードウェア業界では広く利用されている信頼性の高いツールですが、ご利用はお客様ご自身の判断でお願いいたします。

また、必ず公式配布元からダウンロードしてください。第三者のダウンロードサイトから入手することは推奨されません。

公式配布元:

  • Display Driver Uninstaller(Guru3D)
    長年利用されている公式配布先(推奨)
  • Display Driver Uninstaller(Wagnardsoft)
    開発元公式サイト

Step 1:DDU のダウンロードと展開

上記リンクから DDU をダウンロードし、ダウンロードしたファイルを実行します。

実行すると、DDU アプリケーションが専用フォルダへ展開されます。


Step 2:セーフモードで起動する

より確実にドライバを削除するため、DDU はセーフモードで実行することを推奨します。

1

Windows キー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。

2

以下を入力します。

msconfig

Enter キーを押して「システム構成」を開きます。

3

「ブート」タブを開きます。

4

「セーフ ブート」にチェックを入れ、

「最小(Minimal)」

を選択します。

5

「OK」をクリックし、

「再起動」

を選択してセーフモードで起動します。


Step 3:通常起動へ戻す設定を行う

DDU は処理完了後に自動で再起動を行うため、事前に Windows が通常モードで起動するよう設定を戻しておきます。

1

セーフモード起動後、

Windows キー + R

を押します。

2

以下を入力します。

msconfig

3

「ブート」タブを開き、

「セーフ ブート」のチェックを外します。

4

「OK」をクリックし、

「再起動せず終了」

を選択します。

重要:

ここでは必ず「再起動せず終了」を選択してください。

DDU が自動的に再起動を行うため、この設定によって再起動後に Windows が通常モードへ戻ります。


Step 4:DDU を実行する

1

セーフモードのまま、先ほど展開した DDU フォルダを開きます。

2

以下を実行します。

Display Driver Uninstaller.exe

3

右上の

「Options」

をクリックします。

4

詳細設定の中にある

「Prevent downloads of drivers ("Windows Updates") when...」

にチェックを入れます。

設定後、「Close」をクリックします。

これにより、再起動後に Windows Update が古い推奨ドライバを自動インストールすることを防げます。

5

右側のデバイスタイプから

「GPU」

を選択します。

6

その下のプルダウンから使用している GPU メーカーを選択します。

  • NVIDIA
  • AMD
  • Intel

7

「Clean and restart」

をクリックします。

DDU がドライバを完全に削除し、自動的に再起動を行います。


Step 5:グラフィックスドライバを再インストールする

DDU の処理完了後、

Step 2 で紹介した各メーカーの公式サイトから最新ドライバをダウンロードし、再インストールしてください。


Step 3:Microsoft Visual C++ Redistributable をインストールする

Cinema 4D は Microsoft Visual C++ ランタイムに依存しています。

必要なランタイムが存在しない場合や正しくインストールされていない場合、Windows 上で以下のようなエラーが表示されることがあります。

  • .dll ファイルが見つからない
  • MSVCP 関連エラー
  • Cinema 4D が起動しない
  • 予期しない動作が発生する

推奨方法:ワンクリックインストーラーを使用する

この記事の添付ファイルには、

install_vcredist.bat

が含まれています。

このツールを利用すると、

  • Visual C++ 2005
  • Visual C++ 2008
  • Visual C++ 2010
  • Visual C++ 2012
  • Visual C++ 2013
  • Visual C++ 2015~2022

を含むすべての Redistributable を一括インストールできます。

32bit 版と 64bit 版の両方が対象です。


1

記事下部の添付ファイルから

install_vcredist.bat

をダウンロードします。

2

Cinema 4D が起動している場合は終了します。

3

ダウンロードしたファイルを右クリックし、

「管理者として実行」

を選択します。

4

Windows のセキュリティ警告が表示された場合は、

「実行」

をクリックします。

5

ユーザーアカウント制御(UAC)が表示された場合は、

「はい」

をクリックします。

6

コマンドプロンプトが開き、Redistributable のインストールが開始されます。

通常は 1 ~ 3 分程度かかります。

完了すると次のメッセージが表示されます。

:: All Visual C++ Redistributables installed successfully!
Press any key to continue . . .

7

任意のキーを押してウィンドウを閉じます。

8

コンピュータを再起動します。

9

再起動後、Cinema 4D を起動してください。


ツールが実行できない場合

このインストーラーは Windows Package Manager(winget)を利用しています。

Windows 11 および最新の Windows 10 には標準搭載されていますが、古い環境や管理制限された環境では利用できない場合があります。

以下のような場合は手動インストールを行ってください。

  • ウィンドウがすぐ閉じる
  • winget が認識されない
  • インストールに失敗する

手動で Microsoft からインストールする

1

Microsoft 公式ダウンロードページへアクセスします。

https://learn.microsoft.com/en-us/cpp/windows/latest-supported-vc-redist

2

最新版の

「Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015–2022」

をダウンロードします。

3

64bit OS であっても、

  • x64
  • x86

の両方をインストールしてください。

Cinema 4D やその関連コンポーネントがどちらかを必要とする場合があります。

4

コンピュータを再起動します。

5

Cinema 4D を再度起動してください。


DLL ファイルを個別にダウンロードしないでください

DLL エラーが表示された場合でも、

「DLL ダウンロードサイト」

などから単体の DLL ファイルを取得することは絶対に避けてください。

理由:

  • マルウェア混入のリスクがある
  • バージョン違いによる問題が発生する
  • システムがさらに不安定になる可能性がある

必ず Microsoft が提供する正式な Visual C++ Redistributable をインストールしてください。

それでも DLL エラーが発生する場合は、次の Step 4 を実施してください。


関連記事

Windows が特定の DLL ファイル名を表示している場合は、以下の記事も参考にしてください。

  • DLL エラー全般(Visual C++ 関連エラー)
  • 「libmmd.dll が見つかりません」と表示される場合
  • 「The following libraries are broken.」または「Publisher: Unknown」が表示される場合

Step 4:Cinema 4D のランタイムライブラリをインストールフォルダから復元する

Step 3 実施後も Windows が DLL ファイルの欠損または破損を報告する場合があります。

例:

MSVCP140.dll
vcruntime140.dll
libmmd.dll
svml_dispmd.dll

この場合は、Cinema 4D のインストールフォルダに含まれる正常な DLL を使用して修復できます。

Step 4:インストールフォルダ内のランタイムライブラリを復元する

Step 3 を実施した後も、Windows が DLL ファイルの欠損または破損を報告する場合があります。

例えば、以下のようなエラーメッセージです。

MSVCP140.dll
vcruntime140.dll
libmmd.dll
svml_dispmd.dll

この場合、Cinema 4D のインストールフォルダに含まれている正常な DLL ファイルを利用して修復できます。

Cinema 4D を終了した状態で以下の手順を実施してください。


1

エクスプローラーを開きます。

タスクバーのフォルダアイコンをクリックするか、

Windows + E

を押してください。


2

アドレスバーに以下を入力し Enter を押します。

※2026 の部分は実際にインストールしているバージョンに置き換えてください。

C:\Program Files\Maxon Cinema 4D 2026\resource\libs\win64

3

以下の 7 つのファイルを選択します。

Ctrl キーを押しながらクリックして複数選択してください。

libmmd.dll
msvcp110.dll
msvcp120.dll
msvcp140.dll
msvcr120.dll
svml_dispmd.dll
vcruntime140.dll

注意:

以下のファイルは選択しないでください。

win_thumbnail.dll

このファイルは別用途であり、この修復作業には不要です。


4

選択したファイルのいずれかを右クリックし、

「コピー」

を選択します。

または

Ctrl + C

を押します。


5

再度アドレスバーをクリックし、以下を入力します。

C:\Windows\System32

Enter を押します。


6

フォルダ内の空白部分を右クリックし、

「貼り付け」

を選択します。

または

Ctrl + V

を押します。


7

管理者権限の確認画面が表示された場合は、

「続行」

をクリックしてください。


8

同名ファイルが存在すると表示された場合は、

「ファイルを置き換える」

を選択してください。

これにより、破損している DLL が Cinema 4D に付属する正常な DLL に置き換えられます。


9

コンピュータを再起動し、

Cinema 4D を起動してください。


Step 5:サードパーティ製プラグインを無効化してテストする

サードパーティ製プラグインは Cinema 4D の起動時に読み込まれ、その後も動作し続けます。

そのため、互換性のないプラグインや破損したプラグインが原因で以下の問題が発生する場合があります。

  • 起動時のクラッシュ
  • 使用中のフリーズ
  • 特定プロジェクトでのエラー
  • 特定機能利用時の異常動作

Cinema 4D はプラグインを 3 か所から読み込みます。

正しく検証するためには、それらすべてを一時的に無効化する必要があります。

まず Cinema 4D を終了してください。


1. アプリケーション側の plugins フォルダを移動する

以下の plugins フォルダをデスクトップへ移動します。

Windows

C:\Program Files\Maxon Cinema 4D <version>\plugins

macOS

/Applications/Maxon Cinema 4D <version>/plugins

2. Preferences 側の plugins フォルダを移動する

Windows

%appdata%\Maxon\Maxon Cinema 4D <version>_********\plugins

macOS

/Users/USERNAME/Library/Preferences/Maxon/Maxon Cinema 4D <version>_********/plugins

3. plugins.json を移動する

存在する場合のみ、

plugins.json

をデスクトップへ移動してください。

補足:

Edit > Preferences > Plugins で設定したカスタムプラグインパスは、

plugins.json

に保存されています。

カスタムプラグインパスを追加していない場合、このファイルは存在しません。


4. Cinema 4D を起動する

Cinema 4D が正常に起動する場合、

原因はプラグインである可能性が高いです。


問題のあるプラグインを特定する方法

まず、

  • アプリケーション側 plugins フォルダ
  • Preferences 側 plugins フォルダ

を片方ずつ戻してください。

その後、

少数のプラグインごとに戻しては Cinema 4D を再起動する、

という作業を繰り返します。

問題が再発したタイミングで追加したプラグイン群の中に原因があります。


もし上記 2 つの plugins フォルダをすべて戻しても問題が再現しない場合、

原因はカスタムプラグインパスに存在する可能性があります。

その場合は、

plugins.json

を元に戻し、

カスタムパス内のプラグインを同じように少しずつ戻して検証してください。


関連記事では、この切り分け手順をさらに詳しく解説しています。

また、Preferences 内のどのファイルが問題なのかを特定する方法についても説明されています。


Step 6:SFC と DISM を使用して Windows システムファイルを修復する

Windows 自体のシステムファイルが破損している場合、

Cinema 4D が利用している共有コンポーネントにも問題が発生する可能性があります。

Windows には、

System File Checker(SFC)

というシステムファイル修復ツールが標準搭載されています。

追加のダウンロードは不要です。


1

Cinema 4D を終了します。


2

スタートメニューを開き、

cmd

と入力します。


3

検索結果の

「コマンドプロンプト」

を右クリックし、

「管理者として実行」

を選択します。

確認画面が表示されたら

「はい」

をクリックします。


4

以下を入力して Enter を押します。

sfc /scannow

5

スキャンが 100% になるまで待機します。

通常は 10 ~ 15 分程度かかります。

実行中はウィンドウを閉じないでください。


6

結果を確認します。

ケース 1

Windows Resource Protection did not find any integrity violations.

システムファイルに問題はありません。

次のステップへ進んでください。


ケース 2

found corrupt files and successfully repaired them.

破損したファイルが検出され、修復されました。

コンピュータを再起動し、

Cinema 4D を再度お試しください。


ケース 3

found corrupt files but was unable to fix some of them.

一部修復できないファイルがあります。

この場合は DISM を実行してください。


DISM を実行する

同じ管理者権限のコマンドプロンプトで、

以下のコマンドを順番に実行します。

最初のコマンドが完了してから次を実行してください。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow

DISM はインターネット接続が必要です。

処理には 10 ~ 20 分程度かかる場合があります。

完了後はコンピュータを再起動し、

Cinema 4D を再度起動してください。
Step 7:Cinema 4D を修復または再インストールする

これまでの手順で問題が解決しない場合、Cinema 4D のインストール自体が破損している、または不完全である可能性があります。

不足しているプログラムファイルや破損したファイルを確実に置き換えるには、再インストールが最も有効な方法です。


問題のあるバージョンをアンインストールする

1

Maxon App を起動し、

「Products」

タブを開きます。


2

一覧から Cinema 4D を探します。

Cinema 4D の右側にある三点メニューをクリックし、

「Uninstall」

を選択します。


3

複数の Cinema 4D バージョンがインストールされている場合、

「Uninstall Cinema 4D」

ダイアログが表示されます。

問題が発生しているバージョンを選択し、

「Uninstall」

をクリックしてください。


4

アンインストール完了後、

コンピュータを再起動します。


Cinema 4D を再インストールする

1

再度 Maxon App を起動し、

「Products」

タブを開きます。


2

Cinema 4D の行にある

「Launch」

ボタン横のダウンロードアイコンをクリックします。


3

表示される

「Cinema 4D Releases」

ダイアログでインストールしたいバージョンを探し、

「Install」

をクリックします。


4

ダウンロードとインストールが完了するまで待機します。

完了後、Cinema 4D を起動してください。


スタンドアロンインストーラーを利用したい場合

Cinema 4D のインストールや再インストールには Maxon App が最も簡単な方法ですが、

スタンドアロンインストーラーも利用可能です。

利用できる場所:

  • Maxon Downloads(最新リリースのみ)
  • 過去の Cinema 4D リリース/ビルドのダウンロードページ(現行版および旧バージョン)

Step 8:マザーボード BIOS / UEFI ファームウェアを更新する

場合によっては、

古い BIOS または UEFI ファームウェアが原因で Cinema 4D がクラッシュしたり、フリーズしたり、予期しない動作を引き起こすことがあります。

BIOS 更新には以下のような修正が含まれることがあります。

  • CPU 互換性の改善
  • メモリ制御の改善
  • GPU 初期化処理の改善
  • システム安定性の向上

これらはすべて Cinema 4D の動作に影響する可能性があります。

そのため、最新の安定版 BIOS に更新することで原因不明の問題が解決する場合があります。


重要:BIOS 更新にはリスクがあります

BIOS 更新中に停電や強制終了が発生すると、

コンピュータが起動不能になる可能性があります。

更新前に以下を確認してください。

デスクトップ PC

安定した電源に接続してください。

可能であれば UPS(無停電電源装置)の利用を推奨します。

ノート PC

AC アダプターを接続し、

十分なバッテリー残量があることを確認してください。


また、BIOS は必ずメーカー公式サイトから入手してください。

第三者サイトからのダウンロードは推奨されません。


メーカーごとの手順について

マザーボードメーカーや PC メーカーごとに BIOS 更新方法は異なります。

そのため、本記事ではすべての製品に共通する詳細手順は提供できません。


メーカー製 PC の場合

以下のような更新ツールが用意されていることがあります。

  • Dell Command Update
  • HP Support Assistant
  • Lenovo Vantage
  • MyASUS

これらを利用すると BIOS 更新を自動で行えます。


自作 PC の場合

一般的な流れは本記事で説明しますが、

実際の BIOS 更新手順については、

ご利用のマザーボードメーカーが提供する手順に従ってください。


使用しているハードウェアを確認する

1

Windows キーを押し、

System Information

を検索して起動します。


2

以下を確認します。

  • BaseBoard Manufacturer
  • BaseBoard Product

これらの項目から、

マザーボードメーカーとモデル名を確認できます。


また、

BIOS Version/Date

も確認してください。

現在インストールされている BIOS バージョンが表示されます。


3

Dell、HP、Lenovo、ASUS、Acer などのメーカー製 PC の場合は、

シリアル番号やサービスタグを利用してメーカーサポートサイトから BIOS を確認してください。


BIOS を更新する

1

マザーボードメーカー、

または PC メーカーのサポートページへアクセスします。


2

使用しているモデルを検索します。


3

現在の BIOS バージョンと、

サイト上の最新 BIOS バージョンを比較します。

古い場合は最新の安定版 BIOS をダウンロードしてください。


4

メーカーが提供する手順に従って更新を行います。

一般的な例:

ASUS

EZ Flash

MSI

M-Flash

Gigabyte

Q-Flash

ASRock

Instant Flash


メーカー製 PC の場合は以下が一般的です。

  • Dell Command Update
  • HP Support Assistant
  • Lenovo Vantage
  • MyASUS

5

更新中は以下を絶対に行わないでください。

  • 電源を切る
  • コンセントを抜く
  • 強制終了する

更新完了後、

システムは自動的に再起動します。


6

更新完了後、

Cinema 4D を起動して問題が解決したか確認してください。


macOS の場合

Apple Silicon Mac や Intel Mac では、

ファームウェア更新は macOS に含まれています。

以下から最新状態へ更新してください。

システム設定
↓
一般
↓
ソフトウェアアップデート

最新の macOS を適用することで、

最新のファームウェアもインストールされます。


Step 9:アンチウイルスソフトおよびセキュリティソフトを確認する

非常にまれですが、

アンチウイルスソフトやエンドポイントセキュリティ製品が Cinema 4D のファイルを誤検知することがあります。

必要なファイルが隔離またはブロックされると、

以下の問題が発生する場合があります。

  • 起動時のクラッシュ
  • 特定機能の失敗
  • 予期しない動作

発生頻度は高くありませんが、

ここまでの手順で解決しない場合は確認する価値があります。


1

アンチウイルスソフトを開きます。

隔離履歴や保護履歴を確認してください。


Cinema 4D または Maxon 関連ファイルが隔離されている場合は復元してください。


2

Cinema 4D インストールフォルダを除外設定へ追加します。

通常は以下です。

C:\Program Files\Maxon Cinema 4D <version>

3

一時的にアンチウイルスを無効化し、

Cinema 4D が正常起動するか確認してください。

確認後は必ず保護機能を再有効化してください。


4

ファイルが隔離されていた場合は、

除外設定を追加した後で Cinema 4D を再インストールしてください。

これにより欠損ファイルを正常に復元できます。


それでも問題が解決しない場合:ログを収集してサポートへお問い合わせください

ここまでの手順を実施しても、

Cinema 4D が

  • クラッシュする
  • フリーズする
  • 起動しない
  • 異常動作を続ける

場合は、

詳細な調査のためにログファイルが必要になります。


Maxon Support Tool を使用する

Maxon Support Tool は、

サポートに必要な情報を自動収集するツールです。

手動でログを探す必要はありません。


お使いの OS 用の Maxon Support Tool をダウンロードして実行してください。

詳細は以下の記事をご参照ください。

Maxon Support Tool を使用してログを収集する方法


サポートチケットへ添付する

ログ収集が完了したら、

生成されたログフォルダを ZIP 圧縮し、

サポートチケットへ添付してください。


添付ファイル

install_vcredist.bat
2 KB

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