RLM用レンダリング専用ライセンスについて

Ashlee
Ashlee
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C4D & Redshift

Cinema 4Dのレンダリング用ライセンスはRedshift CPUにバンドルされているため、CPUを使用したネットワークレンダリングは追加費用なしでご利用いただけます。Redshift GPUは、レンダリングクライアントごとに個別のサブスクリプションが必要となります。

コマンドライン(レンダリング専用)インスタンスは、最初にレンダリング専用ライセンスをチェックします。レンダリング専用ライセンスが利用できない場合、利用可能なGUIライセンスが予備としてチェックアウトされます。C4Dのレンダリング専用クライアントでGUIライセンスが使用されないようにするには、RLMグループ化または環境変数 : MAXON_RENDERONLY = true. 

Red Giant

Red Giant レンダリング専用ライセンスは、AE Renderでのみ動作します。また、Red Giant ライセンスは、最初にレンダリング専用ライセンスのチェックアウトされます。環境変数 MAXON_DISABLE_RENDERONLY_FALLBACK = true.

RLMサーバーとクライアントシステムをご利用する場合、Cinema 4D、Redshift、Red Giant、またはMaxon Oneのライセンスには、レンダリングのみのオプションが付属しています。 こちらにより、ライセンスを使用して(例:Maxon One)編集しながら、他のシステム(例:Red Giantプラグイン)でプロジェクトをレンダリングすることができます。 この記事では、After EffectsプロジェクトでRed Giantプラグインをレンダリング専用環境で使用するために、デバイスを正しく設定する方法について記載しています。

まず最初に、レンダリングしようとするデバイスに Maxon App がインストールされており、サーバを正しく指していることを確認してください。 詳細については、こちらの FAQ をご参照ください。

ご注意: GUI を使用せずに、スクリプト化された Maxon App のインストールを使用してライセンスを取得することができますが、現在のところ、ライセンスをチェックアウトしたり、サーバの GUI を見たりすることなく、RLM サーバに接続されていることを確認する方法はありません。 しかし、Maxon App の GUI は、正しく接続され、利用可能なライセンスがあるかどうかを示します。

レンダリングデバイスがサーバーを正しく指していて、RLMライセンスをピックアップしていることを確認できましたら、レンダリングの準備に入ります。 After Effectsには、aerenderと呼ばれるレンダリング専用エンジンがあります。 このエンジンをご利用する場合、クライアントデバイスは、レンダリング専用ライセンスが利用可能であれば、そちらをチェックアウトされます。

最近編集したデバイスを使用してレンダリングする場合は、プラグインをアクティベートするために使用した現在のライセンスを使用することにご注意ください。

例えば、Maxon Oneライセンスを使ってRed Giantプラグインを使ったプロジェクトを作成された場合、レンダーキューに送り、書き出しオプションを設定し、プロジェクトを保存してからAfter Effectsを閉じてください。 Aerenderを使用する前に、2分間ほどお待ちしていただきます。2分が経ちましたら、Maxon Oneライセンスは自動的に解除され、別のデバイスで使用できるようになります。

After Effectsを終了してすぐにレンダリングを開始した場合、2分経過する前にaerenderを使用すると、Maxon Oneライセンスが引き続き使用されます。 または、RLM サーバ GUI から手動でライセンスを削除することもできます。

aerender オプションは、After Effects プログラムと同じフォルダにあります。 Windowsの場合は、Support Filesフォルダのさらに下に移動する必要があります。 コマンドプロンプト/ターミナルからこれを実行し、alerenderにプロジェクトファイルの場所を知らせます。 以下の例では、'path/to/testproject.aep' は、レンダリングするプロジェクトの実際のパスに置き換えてください。

Win: "C:\Program Files\Adobe After Effects\2022\Support Files\aerender.exe" -project path\to\testproject.aep 

Mac: /Applications/Adobe\ After\ Effects\2022/aerender  -project /path/to/testproject.aep 

マルチデバイス・レンダリングを使用することもできます。 これは、同じネットワーク上にある他のコンピュータに作業をオフロードできるレンダリングファームで一般的ものとなります。 こちらの場合、プロジェクトとそのすべての依存関係にアクセスできる互換性のあるシステムと、レンダリングが完了したフレームを配置できる共通のフォルダが必要となります。 このセットアップについては、こちらをご覧ください。

レンダーファームデバイスがレンダリングプロジェクトをピックアップしましたら、RLMサーバーGUIを表示して、ライセンスを使用していることをご確認できます。

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何か問題が発生した場合は、サポートチームまでご連絡ください。

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